色が持つ不思議なチカラ
「赤を見ると元気になる」「緑を見るとホッとする」など、私たちは色に対して共通のイメージや感覚があり、これを色彩心理と呼びます。
人類が生存するための共通の感覚として、実が熟した状態の赤色が食べ物=エネルギーを、その食物が育つ状態である緑色が食べ物が育つこと=安心をイメージさせるためです。このように色彩心理には、生命維持として共通する感覚だけでなく、「青=水=冷たい」などの体感的な感覚、化学染料のない平安時代に反物2本を紫色に染めるのに家が一件建てられるほど高価だったことなどから、「紫=高貴・優雅」というな物質的なことに起因するものなどもあります。
そうした様々な心理的作用が不思議なチカラの源となっているのです。
あなたが選ぶ色はあなたそのもの
それぞれの色がもたらす心理的な作用の違いから、私たちはその時々によって惹かれる色が異なります。それは私たちの深い意識が欲している色であり、その色の作用を受け取ることで不足しているものを補おうとします。また、「あの人とは波長が合う」という表現をするように誰しもその人なりの波長を持っていますが、色は波長の異なる光の一部ですので、自分の波長と合う、心地よいと感じる色を選ぶのです。
運命を変える色
色の心理作用を意識的に取り入れることによって、行動が変わり毎日が変わります。毎日が変われば自ずと人生が変わっていきます。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それ程に色のチカラは偉大です。
色にチカラがあるということは、あなた色にもチカラがあるということです。あなたの色を知ってその強みも弱みも全部、自分自身なのだと腑に落ちたとき、本当のチカラが湧いてきます。あなたの真のチカラを発揮するために色のメッセージを受けとってみませんか?